マカロニ ウエスタンあのなつかしのマカロニウエスタンの映画、音楽、調べてみたい西部などたくさんの クリント・イーストウッド
アウトロー 特別版
???ご存じクリント・イーストウッドが主演と監督を手がける意欲作。そして彼のパートナーでもあったソンドラ・ロックを脇に、孤独なヒーローを演じた異色の西部劇である。舞台は南北戦争も終わろうとするアメリカ西部、喧騒から逃避し静かな生活を求めたジョージー・ウェールズ。だが、彼もその戦争の現実から逃れられない運命にあった。
監督としての腕前もこなれてきた頃のイーストウッド監督の正統派ウエスタン。当初の監督F.カウフマンとソリが合わず急遽自分で監督することになった映画だが、なかなか堂に入った仕上がりと言えるだろう。同じ南北戦争を舞台にした映画でも、マカロニ時代の「続・夕陽のガンマン」の野放図な面白さではなく、単なる米国精神賛歌でもない、少々斜に構えたクールな視点がイーストウッド監督映画の特徴だ。前作西部劇の「荒野のストレンジャー」では少々ひねりすぎの感もあったが、この映画はアメリカ建国200年記念作という謳い文句に相応しい風格がある。ウエスタンのプロ俳優としてのイーストウッドらしい二丁拳銃の反転撃ちなどガンプレイも決まっている。
「アメリカ文化が生んだのは、ジャズとウエスタンだけだ。」とイーストウッドは、いったそうな。
アメリカ建国200周年記念映画として製作された作品だが、南軍ゲリラ、インディアン、女性など、歴史に虐げられた人々を描いているのが、イーストウッドらしい。フィリップ・カウフマンが脚色と監督を手がける予定が、イーストウッドと意見があわず降板した経緯がある。悠揚たる歴史劇とマカロニ風の派手なアクションが混在した異色の叙事詩。 |
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