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人気ランキング : 35313位
定価 : ¥ 4,179
販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2004-05-21 |
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完璧な映画 |
マイ・ダーリング・クレメンタインが流れ、柵に打ち付けた木板に焼きごてで描かれたタイトルバックで始まる冒頭から、モニュメントバレーを望むラストまで、一瞬たりとも緩むことのない完璧な映画。カメラがいい。雲大きくを取り入れたショットの数々、ランプに光る酒場のカウンター、斃れたドク・ホリディの傍らで揺れる白いハンカチ・・、そして荒くれの町に流れるシェークスピアのソネット、H.フォンダ、V.マチュア、R.ダーネル、C.ダウンズ、W.ブレナン、・・役者もまた完璧。「怒りの葡萄」と並んでフォード作品の最高峰にして、映画史上のベストワンとします。
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原題"My Darling Clementine(我が愛しのクレメンタイン)"です。 |
映像特典DVDが凄いです。普通、古典のモノクロ映画で試写版は残っていません。残っていても採算が合わないので付けないのが普通。FOXの英断に感服。
クレメンタインとワイアット・アープとの別れのラストシーンに重大な変更があり、公開版は1カットだけ増えていますが、このカットの有る無しでは、(ゲームで言うところの)ハッピーエンドとバッドエンドの違い位印象が違います(ここで流れる主題歌「いとしのクレメンタイン」の旋律は、実際に西部で歌い継がれていたもので、現代日本の小学校でも必修となっております)。
アープとドク・ホリディが組んだ、クライトン一家との「OK牧場の決闘」は、西部劇の決闘の代名詞で、他にもこの決闘を主題とした作品は多いですが、本作はガンマンが撃ちあう場面は少なく、心理描写が多い、ジョン・フォード監督らしい古き良きヒューマンドラマとなっています。後世の撃ち合い主体の、いわゆる「マカロニウエスタン」とは趣が違います。
ガンは凄腕でも色恋沙汰は経験が無く、物語後半ドクを追ってむさくるしい西部に現れた、華麗な花クレメンタインにコロりとやられて思い悩むアープ、子供のように純粋です。急に身なりを整えて、クレメンタインと腕を組んでエスコート、天にも昇る気持ちでダンスを踊るアープ、可愛いです。
前半での強面のヒーローも、クレメンタインの前では全くの骨抜き状態で、非常に人間味溢れるアープ像となっています。この恋の行方は、上記のラストシーンにかかっています。
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西部劇の最高峰 |
My Darling Clementine の懐かしい音楽(小学校の頃は「俺たちゃ町には住めな〜いからに〜」と歌っておりました)に乗せて、メサのそそり立つ荒野が浮かぶ。特別編DVDでは白黒画面の立体感がすばらしい。
主人公は泣く子も黙るワイアット・アープ!誰でも知っているドク・ホリディ!静かに流れる男の怒りとフォークダンスに出かけるぎこちなさ。
広大な大地の匂い!コルト45のものすごい硝煙!酒場の葉巻や散髪屋でつけてもらったオーデコロンの香りさえ漂う、まさに枯淡の境地に達した西部劇の最高峰です。これ以上のものはありません。
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買っててよかった |
幼い頃親父と観て「愛しのクレメンタイン」のメロディだけ記憶に残っていた。久しぶりに親父と観ようと発売時に購入したが,なかなか機会がなく先日開封。やはり名作だ。
まずバイプレイヤー達の魅力的なこと。ドク・ホリデイの野性的な風貌と意外な繊細さ,クレメンタインの楚々とした美しさはタイトルロールに相応しい。ディスク2に試写版が収録されるが,本作の場合,公開版の方が後世に残るべきバージョンだろうと個人的には感じた(エンディングは試写版が好みだが・・・)。
蛇足かもしれないが,ディスク1のパッケージ写真にミスがある。メーカーのHPを見るまで気付かなかったが,連絡を取ると即座に丁寧に対応してくれた。何ら心配は要らない。むしろメーカーさんがコレクター心理をよく分かってくれてるなと好感触を持った。
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理想的復刻 |
これは、すごい。
すごい点は2点あるが、それぞれあげると、
@プロデューサーのザナックが編集した現行版の他に、ジョン・フォードのオリジナルに近い、当初の「非公開試写版」が加えられている。
Aヘンリー・フォンダを小山田宗徳が吹替えた、TV音声が加えられている。
ということだ。
@については、未公開フィルムがあり、相違点も詳しく説明されて非常に興味深い。観たことのある人なら感じていた疑問点も明かされている。
Aは、昔からのファンには、とてもありがたい。懐かしい昔のテレビの感じが味わえます。良くぞ、音が残っていた。
理想的なDVD化として満点の評価です。