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マカロニ ウエスタン

あのなつかしのマカロニウエスタンの映画、音楽、調べてみたい西部などたくさんの
情報を集めました。マカロニ・ウェスタンとは、1960年代〜1970年代前半にイタリア製西部劇のこと。
これをスパゲッティ・ウェスタンと呼んでいるが、セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』が日本に輸入された際、
「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで、淀川長治が「マカロニ」と変名したのが最初。
当サイトはその有名な映画やウエスタン関係のグッズなども紹介。 サーフしても楽しいですよ♪

ジョン・ミリアス

ロイ・ビーン

ロイ・ビーン

人気ランキング : 33923位
定価 : ¥ 3,129
販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2004-07-09

価格 商品名
¥ 3,129 ロイ・ビーン

???19世紀末に実在し、“殺し屋判事”の異名をとったロイ・ビーンの生き様を巨匠ジョン・ヒューストン監督が描いた作品。
???無法の街ペコスにやって来たロイ・ビーン(ポール・ニューマン)は、自ら判事を名乗り、悪人たちをろくな裁判もせず独自の判断で処刑して行く。ヒューストン監督はこの破天荒な男を描くため、ユニークな構成を本作に用いた。ロイに関するエピソードを断片的に描き、全編を通したストーリーを設定しないという方法だ。ひょんなことから一緒に住むことになった巨大なクマとの交流、生涯崇めたリリーという名の歌手に会わんがための涙ぐましいエピソード。そしてロイの子どもを身ごもった娼婦の出産と死。独善的で横暴で、頑固で女好き、そんな時代遅れの男が、映画を観ているうちになんとも愛おしくなってしまい、ラストでは爽やかな涙を流すことが出来る傑作。(斉藤守彦)

アメリカは不幸な国か。

ああ、ポール・ニューマンが主演だぞ。この数日、「明日に向かって撃て」、「新明日に向かって撃て」を観ている。ポール・ニューマンはもう老いぼれのはずであるのにまだ現役。
彼の魅力はどこにあるのか。今回の映画を観て判断したい。1972年の作品。
無法者が威張っていた小さな街に彼は突然あらわれ、自ら「判事」と名のり、「保安官」を任命し、自分の判断で無法者たちを追い出し近代的な町にした。現地人の女を妻にして赤子が生まれた。しかし、妻は死んだ。彼は町を去る。それから20年間経過した。町は油田が発掘され大発展した。市長が民主的に選ばれた。彼の娘は市長からの立ち退きを断固として拒否。ロイ・ビーんは昔の保安官を集める。
《民主主義者とロイ・ビーンとの戦い》である。彼は勝利した。そして10年が経過した。「ロイ・ビーン記念館」がある田舎町。彼が愛し続けた女神が田舎の駅に降りた。彼はすでに死んでいた。女神様へのラブレターを残して。
最後がとにかく見もの。感動する。
男とはこうでないといけない。民主主義を否定する映画。法でなく正義を大事にするとはどういうことか。よくわかる。正義をまもるためには暴力が必要。銃は絶対に必要なのだ。アメリカという国は不幸を宿命づけられているのだ。「ボーリング・フォー・コロンバイ」を観ただけに、アメリカの建国がいかに荒々しかったか想像できるのだ。

映画好きには豪華な顔ぶれ!!

時代が変わっても自らの想いを突く主人公像にジョン・ミリアス(オリジナル脚本)らしさを感じます。同じ年に製作された「大いなる勇者」(ミリアス脚本の傑作!!)に通じるものを感じます。ジョン・ヒューストン監督は、当時はやりのニューシネマ風アンチヒーローウエスタンに仕上げています。コミカルな中にも哀愁を感じさせて良いのですが、ちょっと遊びすぎかなとも思います。でも草原の中でビーンが「テキサスの黄色いバラ」を歌って求婚(?)するシーンなんかロマンチックで素晴らしい。モーリス・ジャールの音楽(クマ公のテーマ)がまた懐かしさを感じさせるようないい曲です。アンディ・ウイリアムスの歌が流れるシーンは、もろ「明日に向かって撃て!」の'雨に濡れても'を連想させますが、ほのぼのとして楽しい。でもこの映画の魅力はなんといってもポール・ニューマンです。軽さとシリアスの両面を一続きで演じられる彼の魅力が最も出ている映画の一本だと思います。豪華なゲストスターに混じって新人扱いながら一枚看板で紹介されるビクトリア・プリンシパルも可愛くて魅力的です。あと出番は少ないのですが、ジャクリーン・ビセット(美)のガンファイトが見られるのも嬉しい。(当時の恋人マイケル・サラザンが写真でちらっと出てくる楽屋落ちあり)

懐かしい

すいません、DVDを買ってないんですけど、この映画、僕の青春時代の思い出の1作なんです。アメリカン・ニュー・シネマの傑作です。監督はジョージ・ロイ・ヒル。いい作品をたくさん作っています。でも彼のことは意外と話題に上らないんですね。そもそもアメリカン・ニュー・シネマとはハリウッド10のために巨匠クラスの監督がハリウッドを追放されたため、若手監督にチャンスが回ってきたんでしたっけ。ロイ・ビーンの詳細は今はもう忘れてしまいましたが、ラスト・シーンは今でも印象に残っています。それを思うと現在のハリウッド映画の堕落振りには頭に来ます。アメリカン・ニュー・シネマを若い皆さん、どんどん観て下さい。素晴らしいですよ!!!!

痛快無比! 西部劇への挽歌

 痛快この上ない西部劇です。川本三郎さんがこの映画におけるエヴァ・ガードナーの位置づけについてある本で語っていたので、興味があって見たのですが、それを飛び越えて素晴らしい映画でした。
 ロイ・ビーンは実在した伝説の無法判事で、気にくわない人間を次々と死刑にしたということで有名です。そんな「負」のイメージに満ちた人物をこの映画では魅力たっぷりに描いています。かつての西部劇なら彼と彼の取り巻き連中は「ならず者」として敵役になる所なのですが、ここでは古き西部に殉じていく、高潔で飾り気のない意気にあふれた人間達として扱われているのです。
 この作品における敵役は、手練手管によって合法的に町を牛耳っていく商人と婦人層です。言うなればこちらは「欺瞞と虚飾、法や組織という名の下の圧殺」ということになるでしょうか。それはニューシネマ世代の脚本家、J.ミリアスがこめたメッセージだったのかも知れませんし、監督である無頼派の巨匠、J.ヒューストンが幾度となくハリウッドで煮え湯を飲まされた経験が背景にあるのかも知れません。だからこそクライマックスでロイ・ビーン達が暴れまくるシークェンスのカタルシスといったら! 私も見ていて叫んでしまった程にスカッとしました。
 後日談も素晴らしいと思うのです。当然馬の時代ではなく、鉄道どころか飛行機さえロイ・ビーンのいた町に訪れているのです。そしてロイ・ビーンの娘(J.ビセットは本当に美しい!)とリリーが出逢い、かつての時代を振り返りつつ映画も伝説の西部も閉じていくのです。ペキンパーの諸作品と並ぶ、西部劇に対する最高の挽歌です。DVD化されたこの機会に、是非多くの映画ファンに見て欲しい名作です。 

P・ニューマンの異色ウエスタン

「明日に向かって撃て!」の陰に隠れてしまっているけど、ニューシネマ時代後期に作られた異色作。
ただし、脚本がアメリカ映画界を代表する超タカ派のジョン・ミリアスなので、その演じる主人公像にちょっと戸惑いを感じてしまうのも事実。なんせ、「悪人は全員吊るせ!」の過激判事ですから。
とはいえ、リアリズムとは逆に、時代と共に消え行く伝説の男として、ファンタスティックにノスタルジックに描いているので楽しめます。やはりマカロニウエスタンの異色作「ミスター・ノーボディー」に近い感じです。というか、あちらが本作を意識していたのかも?

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